益雄に かわったことを尋ねられて 少し驚いていた蛍子でした。 益雄の話は続きます。 益雄: 機関車がたくさん置いてある 所なんです。 ふたりの趣味がそれだから その言葉を聞いて 蛍子は はっと 気が付きました。 全身に電流が流れるような感じでした。 「○○○さんは 隣の人なんだ 何でそんなこと気が付かなかったんだろう。 ○○○さんは 私が lofteenだとは知らないから こんなこと聞いてくるんだ。 えー どうしよう」と考えつつ ボーと 益雄を眺めて 時間が過ぎました。 益雄は 蛍子が 一瞬黙っているので 考えてくれているのだろうと思っていました。 しばらく時間が経った後 益雄: どんな服が良いでしょうか その言葉に我に返った 蛍子は 蛍子: そうですね やっぱり動きやすいような 服装が良いんじゃないですか。 お互いに鉄道が好きなら 動き回るんだろうし、、、 蛍子は 自分の願望を混ぜて 言ってしまいました。 益雄: そうですよね やっぱり動きやすい方が良いですよね。 どんな色が良いでしょうか 蛍子: 色は 秋らしい色が良いんじゃありませんか。 例えば紅葉の色とか あまり鮮やかなのは合わないともいます。 ベージュなんかどうでしょう。 上下はグラデーションのカラーが良いと思いますよ。 益雄: ありがとうございます。 そうですね 私そんな色の服を持っていないので その日までに買ってきます。 蛍子: 楽しみですね 益雄: 楽しみにしているんです。 ありがとうございました。 足を止めさせて すみませんでした。 益雄は頭を下げて 野菜の入った袋を 差し出しました。 蛍子は 「ありがとうございます。」と言って 受け取りました。 袋を渡した益雄は 後ろを振り返って 部屋に帰っていきました。 後ろ姿が 何か楽しそうです。 袋を持ったまま 蛍子は見送りました。