ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの71歳の老人の日記です

ロフトダイエット その41

益雄に
かわったことを尋ねられて
少し驚いていた蛍子でした。

益雄の話は続きます。

益雄:
機関車がたくさん置いてある
所なんです。

ふたりの趣味がそれだから

その言葉を聞いて
蛍子は
はっと
気が付きました。
全身に電流が流れるような感じでした。

「○○○さんは
隣の人なんだ

何でそんなこと気が付かなかったんだろう。
○○○さんは
私が
lofteenだとは知らないから
こんなこと聞いてくるんだ。

えー
どうしよう」と考えつつ
ボーと
益雄を眺めて
時間が過ぎました。

益雄は
蛍子が
一瞬黙っているので
考えてくれているのだろうと思っていました。

しばらく時間が経った後

益雄:
どんな服が良いでしょうか

その言葉に我に返った
蛍子は

蛍子:
そうですね
やっぱり動きやすいような
服装が良いんじゃないですか。
お互いに鉄道が好きなら
動き回るんだろうし、、、

蛍子は
自分の願望を混ぜて
言ってしまいました。

益雄:
そうですよね
やっぱり動きやすい方が良いですよね。
どんな色が良いでしょうか

蛍子:
色は
秋らしい色が良いんじゃありませんか。
例えば紅葉の色とか
あまり鮮やかなのは合わないともいます。
ベージュなんかどうでしょう。

上下はグラデーションのカラーが良いと思いますよ。

益雄:
ありがとうございます。
そうですね
私そんな色の服を持っていないので
その日までに買ってきます。

蛍子:
楽しみですね

益雄:
楽しみにしているんです。
ありがとうございました。
足を止めさせて
すみませんでした。

益雄は頭を下げて
野菜の入った袋を
差し出しました。

蛍子は
「ありがとうございます。」と言って
受け取りました。

 
袋を渡した益雄は
後ろを振り返って
部屋に帰っていきました。
後ろ姿が
何か楽しそうです。

袋を持ったまま
蛍子は見送りました。