母が教えてくれたこと その6
私は病弱でした。 母も病弱でした。 何度も入院した母は 私がお見舞いに行かなかった日の 翌日 私が行くと 私に次のように言いました。 「お見舞いは 病人の顔を見たいから 行くものではない もっというなら 何か用事があるから 行くものでは絶対にない。 病人が来て欲しいから 行くものであって 病人が来て欲しいと 思うようなら 毎日 行かなければならない。 もちろん来て欲しくないと思われているようなら 行かない方がよいものである。」 そうだと思います。 お見舞いは 病人のために行うものですもの