ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの71歳の老人の日記です

妖精のその後 その8

名古屋の病院に着くと
総合案内のカウンターで
剛のことを
話しました。

カウンターの
老練な看護師は
本人がいないと
診察できないと
言いましたが
星子が
強く言うので
電話を
外来に入れました。

少しのやりとりがあって
案内係は
外来を教えました。

それから
数時間待って
お医者様に呼ばれました。

今までの
検査の結果や
症状を
事細かに
説明しました。

お医者様は
詳しく聞いた後
「概ねわかりましたが
診断を確定するためには
もう少し検査をする必要があります。

大変と思いますが
連れてきて下さい。

治療できるかもしれないので
連れてきて下さい。

あなたの熱意に
対して
尊敬します。」と
言ってくれました。

そういわれて
星子は
嬉しくなってしまいました。

そういわれて
飛んで帰りました。

行きは
とてもつらかったですが
帰りは
一寸の光明がみえて
嬉しくなりました。