正月特別企画 ロフトの妖精 皆様 またまた 構想1分 ブログ小説書いてみました。 今の予定では 3夜連続です。たぶん あきもせず迷惑をお掛け致します。 妖精の星子と 結婚した剛は とても幸せでしたが 明日をも分からぬ大病になって 死ぬ寸前にありました。 妖精の大先輩の湖子の取り計らいで 剛は妖精になって 永遠の命をもらいました。 一緒に 星子も 妖精に戻って ふたりで 神さまを 助ける妖精として 働き始めたのですが 、、、、、 剛は 突然妖精になって それも 人間からなって わけが分かりませんでした。 普通妖精は ものから 神さまの力で 作り出されるのが普通です。 星子のように 流れ星から 作ったり 湖子のように 湖から作るようにです。 でも 課題が多くなって 神さまは ものから 妖精を作るのが 少し大変になってしまって よくできた 人間を そのまま妖精に する方が 手っ取り早いということで 人間からも 妖精を養成することが 多くなってしまっていました。 そんな 新人の 妖精は養成所に 数年間入って みっちり しごかれるのが普通なんですが 剛の場合は 星子が 教師役と言うことで 養成所にも入らず 新人ながら 人間界に 出かけて神さまの手助けをすることになりました。 剛： 星子さん 神政庁のほうから 召喚状が来ていますよ 星子： 知っています。 期日は明日になっていますので 明日ふたりで参りましょう。 剛： 星子さん 妖精になって 体の痛みとか そんなものはなくなって良いのですが 星子さんの 形が見えないので 残念です。 星子： それは当たり前です。 前にも言ったように 神界では 精神だけのものですの 形は見えません。 でも 鍛錬すれば 見えてきますよ。 私には 剛さんの 形が 見えますもの そう今は 口元に 何か付いていますよ 剛： そうなんですか 知らなかった。 どうすれば 星子さんが見えるのですか 星子： そうですよね あと数十年 数ランク上の 妖精になったら 見えるんじゃないですか 私は 10年くらいかかったと思います。 剛： えー 10数年も 星子さんを見られないのですか 残念です。 星子： 大丈夫ですよ あす 神政庁の任務で 人間かに行ったら 形が出来ますので 見えますよ。 剛： そうなんですか 嬉しい ところで 私には どんな形なんですか 前の 形ですか なるべくなら 格好いい人が いいなー 星子さんと 釣り合いがとれている 形が良いんですけど そんなわがままは 聞いてもらえるのでしょうか 星子： たぶん予算の都合で 無理だと思いますよ 私は 以前の 剛さんの形が良いですよ 私も明日楽しみです。 剛： ええ 星子さんも明日楽しみなんですか 今も私が見えるのでしょう。 星子： 形は見えますが 触れることは出来ませんもの 剛： はい 明日が楽しみです。
