ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ブログ小説「冴子の人生は」その74

平成4年になると
バブルの崩壊は
庶民の生活まで及んできます。

パン屋の近くの
工場も
受注量が減って
昼ご飯を節約するために
お弁当を
作るようになって
パン屋の商売も
少しずつ
売り上げが落ちていきました。

そんな中
勇治は
がんばって
焼きそばパンを
抜くような
良い商品を作るため
努力していたです。

勇治の新商品の開発は
何年も続きました。

新しい商品を出しては
少し業績が上を向き
また落ちてくる
そんな日々の連続です。

河本さんも
積極的に
がんばっていました。

何年も
そんなことをしていると
勇治は
だんだんと疲れてきました。

気晴らしのために
ゲームセンター
もう
ゲーセンと言っていた時代ですが
通っていたのです。

お金のやりくりは
冴子がしていました。

売り上げが少ないので
冴子は
銀行に
返済を
待ってもらうように
頼みに行く
毎日でした。

冴子は
店番もやっていたし
家の家事もやっていたし
大変忙しい
気が休まらない日々でした。

そんな中
もうひとつ
不安が出てきました。

勇治のへの疑惑です。