ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの71歳の老人の日記です

もう夢は叶わない状況です。

60歳を超え
61歳も超えると
体も弱ってきて
もう将来は
ないように思ってしまいます。

皆様にも
夢があるように
私にも
到底達成できないと
第三者的には思われる夢が
あります。

夢は
諦めなければ
必ず実現するものです。

その理由は

「諦めないと夢は実現する」

で説明しているようです。

だから
生きている限り
夢は
実現するものです。

しかし
死んでしまえば
それは
絶対に叶いません。


ここからは
話が
少し飛びますが
最後には
結びつきますので
少し我慢して下さい。



私の母は
13歳(数え年ですので満年齢では12歳です)の時
女学校に行けなくて
働き始めます。

実母と
姪と甥のふたりを
養うために
働いていました。

母の話の中には
「立志伝中」という言葉が
再々出てきます。

そしてその通り
財を成し遂げた女性です。

私の母は
教育には熱心で
私の姉には
相当な心血を注いでいました。

姉はそれに応えて
小中高と副委員長をつとめ
母の念願であった
教師になりました。

母の夢は
そのことによって
ひとつ叶えられたのかもしれません。

それに対して
私は
学業はさっぱり
国語の試験で零点を取ることも
しばしばあります。

母は
口には出しませんが
きっとがっかりしたと同時に
私の将来について
大変心配したに違いありません。

「お前のためにも
あと10年長生きしたい」と
母は50歳の頃から言っていました。

他にも
「お前は
末は博士か大臣に成れる」と
言ってくれてはいましたが
内心は
相当心配だったのでしょう。

母は
50歳から
決意して
事業を始めるのです。

そして
成功します。

私の
最愛の女房殿も
母は
その人脈から見付けてきてくれました。

私の仕事も
私に与えてくれて
もう
いまの私があるのは
母のおかげです。

母の願いである
「博士か大臣」には
遠く及びません。

母の願い
「子供を立派な人間する」は
叶わなかったことを
私は
本当に残念に思います。

私は
母の願いの
ほんの少しだけでも
叶えるために
努力しておりますが
もう
私は
先がありません。


「もう夢は叶わない状況です。」

皆様の夢は
叶いましたでしょうか。