ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ブログ小説「超幸運な男」その12

運送会社を
辞めて
今度は
またお店に勤めることになります。

車に乗って
ウロウロするのは
しんどかったのです。

当時の道は
凸凹だらけの上
車も
快適でなかったので
仕方がなかったかもしれません。

お店なら
良いかと思ったのです。

でも
その当ては
外れました。

運転が出来るというので
配達を委されたのです。

重い荷物を持って
配達です。

積み卸しの時に大変です。

今なら
パレットに載せて
ホークリフトで
運ぶようなものなのに
手で積み卸しをしていたのです。

大柄な
勝も
音を上げるような
重い荷物です。

でも
仕事をよく変える
勝なのに
この仕事は
「嫌だ
嫌だ」と言いながら
少しだけ永く
勤めます。

その理由は
店の隣に住んでいる
女性のためだったのです。

その女性は
勝よりは
10才くらい
年上でした。