ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ブログ小説「笑顔のアイコンタクトに魅せられて」その33

登は
ちょっとかわった集団に入っていましたが
勉強は
高校の時より
より先進的になっていました。

登の授業の受け方は
試験に必要なことだけ
聞くと言うことです。

登に言わせれば
試験に必要なことは
まじめな先生でも
1割弱の時間だと
言うのです。

その他の時間は
いわゆる
余談です。

余談を
真剣に聞いたり
覚えたるするのは
無意味だと
考えていました。

だから
授業中は
登は
先生の話を
聞かずに
他のことを
考えていました。

登の行っていた大学は
クラス担任制で
前期が終わると
担任の先生が
成績を
みんなに渡す会がありました。

渡された成績表を見て
登は
「大学は
厳しくないんだ。
就職のことを考えて
優ばかりつけるんだ」と
思いました。

それを
横から見ていた
5人組のひとりが
「登は
優ばっかし
俺なんて
名前のところだけ」と
言ったのです。

彼の名前は
優とかいて
「まさる」と読むのです。

登の成績が
クラスでは一番だったのです。

担任の先生は
「今回は
登君が
一番でしたが
後期には
皆さん頑張って
一番になって下さい。」
と訓示して
終わりました。

でも
それは
4年間
かわりませんでした。