ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの71歳の老人の日記です

ブログ小説「笑顔のアイコンタクトに魅せられて」その59

料理出来栄えは
陽一君に言わせれば
最高です。

薫子は
普通だと思っていましたが
陽一君が
そんなに評価するなら
「まあいいか」と
思っていました。

夜7時になったので
陽一君は
慌てたように
丹波の家に
帰って行きました。

「泊まったら」と
言いそうになったのですが
恥ずかしくて
薫子は
言えませんでした。

そんな事があってから
メールに
力を入れるようになりました。



登と美奈子の仲は
相変わらずとでした。

美奈子に登が付いて行くという仲は
変わりません。

美奈子は
少し
なんだかうんざり気味でした。

登が
良い人だと思っては今したが
「シャッキ」としていないのが
気に入らなかったのです。

登は
デートの時は
前もってした見に行って
予定を組んで
のぞむのです。

登が
美山の重要伝統的建物建造群を
散策に行く
デートを
企画して
実行しました。

薫子さんの実家のある一帯です。

美奈子さんは
美山の近くですので
いつも見ていますが
詳しく見たことが
なかったので
興味深く
ふたりで
回りました。

近くの
レストランで
食事の計画になっていて
入りました。

そしたら
美奈子さんを
呼ぶ声がしました。

そのレストランは
美奈子の父親がオーナーで
たまたま
レストランに
見に来ていたのです。

登が紹介され
昼間ですが
ビールを
進められました。

しかし
登は
ビールをはじめ
アルコールの類は
嫌いなので
飲みません。

「飲みません」と言ったら
父親は
急に
不機嫌になりました。