ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ブログ小説「笑顔のアイコンタクトに魅せられて」その58

薫子は
実家にもよらずの
丹波口のアパートに
帰りました。

遠くから
アパートを見ていると
誰かが
アパートの前に立っています。

見たような
姿です。

相手も気が付いたのか
こちらに向かって
走ってきました。

陽一君でした。

陽一:
薫子さん大丈夫ですか。

薫子:
大丈夫です。

陽一:
病院へ行っていたんですか

薫子:
いいえそうではありませんが

陽一君は
なぜここにいるの

陽一:
薫子さんが心配なので
帰って来たんだ

薫子:
ありがとう
そんなに私のことを
心配しているのですね。

ありがとうございます。

本当のことを言います

そう言って
薫子は
陽一君を
お部屋に
入れて
コーヒーを出しました。

陽一:
薫子さんの
お部屋って
綺麗に
整頓されているんですね。

そう言った
陽一君に
メールのこと
病気は嘘であること
今日は
恩師に聞いて来たことを
話しました。

そして
こう言いました。

薫子:
陽一君には
どのように
わびていいかわかりません。

ごめんなさい

こんなに心配してくれている
陽一君を
だますようなことをして

陽一:
良いんです。

病気でなかったら
良いですよ

全快祝いを
しましょうよ

食べに行きましょう

薫子:
お詫びに
私が
作ります。

お口に合うかどうかわかりませんが
料理学校で習った
料理を作ってみます。

少し待ってて下さい。

陽一:
いつまでも
待ちます

薫子さんの
お部屋で待つなら
いつまででも
一生でも良いですよ。

ふたりは
仲良く
話しながら
料理を
作り始めました。