ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの71歳の老人の日記です

ブログ小説「笑顔のアイコンタクトに魅せられて」その84

8年ぶりに
出会いました。

美奈子さんは
医師としては
相当腕を上げていました。

外科医として
その病院で働いていました。

薫子には
時々で会って
話していました。

仲の良い
薫子と陽一君を見ていて
いつもあてられていました。

「結婚っていいな」とは思いましたが
適切な相手がいません。

「優しくて
賢くて
かっこもそれなりに良くて
陽一君なら
理想的だけど
陽一君は
私が出会った時には
もう薫子さんを
好きになっていたんだし
良い人は
いないな

今になと思えば
登さんは
良かったわ

何となく
辛気くさくて
あんな風に言ったけど
やっぱり失敗だったわ

登さんと
あのままつきあっていたら
きっと
薫子さんより
幸せになっていたように思うわ。

私の笑顔を
すばらしいと言った人は
登さんだけなんですよね。

薫子さんの
笑顔のアイコンタクトには
私にはとても無理だわ。

やはり医師として生きるしか
私には道がないのかしら」
と考えていました。

そんな中
登に出会いました。

美奈子さんは