ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ブログ小説「笑顔のアイコンタクトに魅せられて」その112

薫子たちは
夏子が
ぐずるので
早々とレジをすませて
返り始めました。

ゆっくりと
家まで歩いて
たどり着いた時は
3時前ですので
お茶にすることになりました。

美奈子さんが
持ってきてくれたお菓子を
並べて
コーヒーも入れて
3人は
ゆっくりと食べ始めました。

薫子:
このケーキ美味しいね

久しぶりだわ


美奈子:
京都の有名な店の
、、、、

美味しいよね

薫子:
今日はお休みなの

美奈子:
朝まで
泊まり勤務で
今日と明日は
お休み

呼び出しがなかったらだけど

薫子:
大変ね
眠たくないの。

美奈子:
慣れたから
別に
電車の中でも
どこでも
眠ることができるの

薫子:
凄いね

美奈子:
陽一さんは
大変だったわね

私もあの時
仙台に行っていたのよ

医師でも
気が遠くなりそうな程
ひどい方も
おられました。


薫子:
陽一君は
見つからないのは
きっと
私のことを考えての事だと
思うようにしています。

きっと
私に
悲しい思いをさせないように
見つからないようにしているのだと
思うようにしています。

美奈子:
そうかもしれないね。

陽一君は
本当に
薫子さんを
好きだったんだから

高校に入って
入学式の日に
薫子を最初に会って
その日から
好きになったと
昔言っていたわ


薫子:
その話し始めて聞きます。

そうなんですか

美奈子:
結婚式の日に
聞いてやったのよ。

陽一君が
亡くなった今だから話すけど
私
陽一君が
好きだったの
作法クラブで会って
少し経った時から
好きになったんだと話すと
そんな話をしたんですよ。

薫子には
負けたと思ったわ

薫子:
えー

美奈子さんって
陽一君が
そんな時から
好きだったんですか。

知らなかったです。

だったら
私よりもっともっと前から
美奈子さんは
陽一君を
好きだったんですね。

美奈子:
そうなのよね
でも
私は
選ばれなかったわ

今になると
陽一君が
私より
薫子さんを選んだ理由は
何となく
わかるような気がする


この話は
つづきます。