ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ブログ小説「笑顔のアイコンタクトに魅せられて」その183

夏子ちゃんと
登の話を聞いていた人達は
二分されています。

登の気持ちをよく知っている
美奈子さん・聡さん・家主さん夫婦
と
登の気持ちを
全く知らない
陽一君の父親と母親
それに
薫子と
夏子ちゃんです。

美奈子さんのグループは
困惑し
止めるように
目配せしていました。

一方
薫子さんのグループは
驚きでした。

驚き以外何もありませんでした。

美奈子さんの目配せや
薫子さんの
驚きは
登には
伝わりませんでした。

登は
夏子ちゃんだけを見ていたのです。

夏子ちゃんが
にっこりしているだけで
何も答えないので
登は
次の質問を
したのです。

その質問には
一同
困惑と驚きの
どよめきが
わき上がりました。

「僕が
夏子ちゃんの
お父さんになれるかな~」と
言ったのです。

薫子は
びっくりしました。

最初は
冗談かと
思ったのですが
登の目が
輝いていて
真剣であることは
すぐに
わかりました。

聞かれた
本人の
夏子ちゃんも
子供ながらに
答を
躊躇している様子でした。

まだ気が付かない
登は
まだ真剣に
夏子ちゃんに
答を
求めていました。

夏子ちゃんは
その真剣な
目を知って
答えようとしていました。