ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ブログ小説「笑顔のアイコンタクトに魅せられて」その217

薫子の部屋に
美奈子さんは
やって来ました。

夕方の
6時頃でした。

電話で
夕食の
鍋の具材を
美奈子さんが
買ってくることになっていました。

スーパーマーケットの
袋を
さげて
やって来ました。

夏子ちゃんを囲んで
さんにんで
用意しました。

鍋に
食材を入れながら
何でもない話をして
時間が過ぎていきました。

食べている時も
美味しいとか
熱いとか
そんな話をしていました。

小さな鍋の中の
食べ物がほとんどなくなった時
薫子は
唐突に
「私
登さんと
結婚したいんですけど
登さんに
嫌われていないでしょうか。

返事を
こんなに伸ばしてしまって
今では後悔しています。

美奈子さんどうでしょうか」
と
尋ねたのです。

美奈子さんは
突然の
その告白に
びっくりしました。

夏子も
その内容がわかったのか
うれしそうでした。

美奈子さんは
「大丈夫」と
言いかけたのですが
そんな簡単な言葉で
その重い告白に
答えられないと
考えたのです。

しばらくの沈黙の末
美奈子さんは
「薫子さんの
笑顔で
登さんに
打ち明けたら
きっと
願いが
叶うと思いますよ」と
答えました。