ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

短編ブログ小説「遊び人真一」その17

大きな封筒には
その他にも
公正証書遺言
財産目録
そして
「真一へ」という
手紙が入っていました。

公正証書遺言は
母親が死んだ時書き直したみたいです。

財産目録には
几帳面に書かれていました。

「真一へ」の手紙には
「私が死んだ時に開封して下さい。
真一以外の人は決して開封してはならぬ」と
表書きに書いてありました。

真一は
大変気になりましたが
父親は
まだまだ
生きて欲しいので
開封はせずに
もとの引出にしまって
鍵をかけ
鍵を元の場所に
おいておきました。

父親の
意識は
回復しませんでした。

3日間
実家にいましたが
仕事があるので
一応帰りました。

それから
日曜日毎に
帰りました。

2ヶ月が過ぎた頃
病院から電話が来て
亡くなったと
知らせがありました。

忌引きを取って
お葬式をして
初七日も
同時にして
帰りました。

それから
一ヶ月が過ぎた頃
弁護士事務所の
事務長が来て
今後のことを
相談に来ました。

事務長は
弁護士事務所を
解散するか
営業権を
売ってしまうか
という相談です。

職員のこともあるので
営業権を
売ることに
しました。

代金については
後日と言うことで
帰って行きました。

それから
数日経った時
税理士事務所から
電話がありました。