ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

長編小説「昭和」その53

朝食と
同じように
食事は進みます。

食事のメニューも
変わりません。

静かに
食事を摂ったあと
夏以外なら
ほんの一瞬の休憩のあと
「作業」の声です。

夏なら
昼寝です。

家族揃って
昼寝です。

亀太郎は
仕事をしていない子供の時は
昼寝の時間が
嫌いでした。

眠くもないのに
横になって
動いてはいけないのです。

たぶん
30分弱の
この時間が
嫌でした。

しかし仕事をしはじめると
この時間が
恋しくなります。

朝が早く
しんどい仕事を
長時間続けていると
眠たくなります。

亀太郎は
昼寝の
ありがたみが
わかりました。

眠ったあとは
体が
シャキッとなって
仕事が
またできました。

昼寝の
長寝は
禁物です。

余計に
だるくなるので
清左衛門は
遠慮もなく
「作業」の
声が出ます。

また仕事です。

夏なら
一番暑くなる
午後の仕事は
苦痛です。

そんな時に
清左衛門は
「休め」の声がかかります。

各々
田んぼから上がって
この影で
一服して
家から持ってきた
湯冷ましを
飲みます。