ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

長編小説「昭和」その54

昼からは時間が長い
特に夏場は
時間が長い
時計がなくても
それはわかります。

しんどい仕事が多い
夏場は
時間が長く感じられます。

お天道様(おてんとさま)は
容易に
六甲の山並みに沈んでくれません。

西日は
この上なく暑く
照り返しが
過ぎます。

西に向かって
仕事をする人などいません。

みんな東に向かって
仕事をしますが
背中が
暑いのです。

それまでに充分に
日焼けしていますので
赤く腫れ上がると言うことは
ないにしても
暑いものは暑いです。

そこで
3時頃の小休止があります。

亀太郎のお祖母さんが
おやつを持ってきてくれます。

「やれやれ」と言って
田んぼから上がって
小休止です。

木陰を捜して
一服して
おやつをたべます。

おやつと言っても
ふかし芋とか
干し飯
(著者は詳細はわかりません)
少し食べて
疲労を
回復させました。

夕日が
六甲の山並みに沈んでも
明るい内は
帰ることができません。

薄暗くなって
帰り始めます。

「作業終了」の
声とともに
家路に向かいます。