ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

長編小説「昭和」その109

服は
もちろん
着物ですが
着物は
材料の
反物を
買って作ります。

現金収入の少ない
小作人には
相当の出費です。

反物を買って
着物を作るのです。

当時の女性は
裁縫は
必ず習得しなければ
ならない技術です。

裁縫ができないものは
結婚は
絶対にできません。

着物は
人の体格を測って
その人に合わせて
作るオーダーメイドの
製品です。

もちろん
手縫いで
作ります。

ミシンのない時代
手縫いしかありません。

単衣(ひとえ)の着物なら
手早い
おますなら
半日ほどで作ることができますが
昼間は
家事や農仕事がありますので
夜なべで作ります。

夜の明かりは
暗いので
手探りで
針に糸を通すことなど
神業的手法で
してしまいます。

服を新調しなくても
傷みやすい
着物ですから
繕いは
必要です。

そのうえ
過激な農仕事と
洗濯で
傷んでしまいます。