ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの71歳の老人の日記です

ブログ小説「順子」その31

病院では
受付に
順子が居るのは
どうかという
問題が出てていました。

患者には
人気があるので
簡単に止めさすことはできませんでした。

院内の
医師や看護師も
順子の案内が
的確なので
もっと良い案がないのか
と考えていました。

その頃
アメリカでは
General departmentと呼ばれる
診療科が
できはじめた頃でした。

各科を越えた
診療をするもので
今の
総合診療科になります。

そのような診療科を
病院の内科に
作ろうとかということも
提案されました。

しかし
それは
立ち消えになりました。

順子は
相変わらず
非番の日は
病院の入り口に立っていました。

順子は
能力を使って
重病な患者や
あるいは
ながく病名がわからない患者を
捜して
助言していました。

新患は
助言を受けて
受診するのですが
再診者は
診断名が
違う場合には
うまく言わないと
混乱させてしまいます。

そんな時には
天使の力を
使っていました。