ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ブログ小説「ふたりで行くよ」その33

千香は
実習の時にも
「正弥」の名前が
離れませんでした。

正弥正弥正弥が 頭の中を ゆっくりと 巡っていきます。

それなりに 実習を終えて お部屋に帰りました。

大学に入ったときから 住んでいる お部屋は 大学の近くで 高速道路の 横にある 古いアパートでした。

昔の震災でも 潰れなかった見かけは 古いが 頑丈だけの アパートの 1階が 千香の部屋でした。

勉強のための 本以外は 殆ど何もない お部屋でした。

千香は 電気を点けて 本棚の 前の本を 少し移動させて 置くにおいてある アルバムを 出しました。

アルバムを 出して中程の ページを 開きました。

小さな写真が 貼られています。

その写真を ジーッと見て 千香は 正弥が 正弥であることに 気が付きました。

あの 懐かしい 正弥だったのです。

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