ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ブログ小説「ふたりで行くよ」その94

その場は
サッサと
病院に出掛けて
タイムオーバーになって
正弥は
すくわれました。

香子とは
訪問看護には
もう一緒に行きませんが
毎朝の
連絡会議で
30分ほど
患者について
申し送りや
カンファレンスのようなことを
合同でやっていました。

会議の後
香子から声を掛けてきました。

香子:
昨日は
ありがとう
ございました。

遅くなったけど
大丈夫でしたか。

正弥:
こちらこそ
遅くまで付き合わせて
すみませんでした。

香子:
ひとり暮らしですし
いつも遅くかえっていますので
特に問題はありません。

昨日は大変楽しかったです。

いろんな事が話せたし
男の看護師さんの考えも聞かせていただいて
よかったです。

正弥:
男性を私は
代表しておりませんけど
それに
私は
感情的なところが
女性的だと誰かに言われたことがあります。

香子:
そうなんですか。

もっとその話聞かせて下さい。

明日の晩は
時間あります

正弥:
えっ
そんな話聞いて
どうするの

香子:
面白そうですもの
明日大丈夫ですか

香子に
再度いわれて
「はい」と答えてしまいました。