ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ブログ小説「突然30年前に戻った順子の場合」その69

いきなり
真実の告白です。

順子:
えっ
、、、、、、

海老沢:
じゅんこさんの家は
だいぶ前に知っていました。

ストーカーですよね。

ごめんなさい。

初めて
売店であったとき
じゅんこさんの
名札見たんです。

名札には
今でもそうですが
野村順子と書いてありました。

その時に
特別の感情が
起きたのです。

私の母が
子供の時に
亡くなったことは
知っているでしょう。

私の母の名前は
順子なんです。

それで
気になって
良く話しかけていたんです。

赤ちゃんの私を
抱いている写真は
たくさんあるけど
母の顔は覚えていません。

写真を
毎日見て
学校に行ってたんだけど
母の顔と
順子さんがよく似ているように
私には思えたのです。

それで
気付かれないように
家まで付いていったりしました。

もちろん
順子さんが
よりこさんであることには
知っていたけど
私の中では
順子さんは
じゅんこさんなんです。

先日
告白したことは
忘れて下さい。

忘れられないと思いますが
忘れて下さい。

今まで通り
売店に行って
いいですか。

順子:
、、、、、、、、、


公園の一角に
沈黙の空間が
しばらく現れました。