ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ブログ小説「大切な彼女は突然に」その2

みんなが見ているまでで
泳ぎ始めました。

水温が冷たくて
体が
あまり動きません。

足が
少し吊ったようになりました。

日頃運動していなかったのが
悪かったのでしょうか。

足が
動きにくくなって
半分溺れたように
手足を
バタバタしたのです。

それを見ていた
コーチは
怒って
怒鳴りつけました。

「遊ぶな
上がってこい」と
怒鳴りつけました。

由美子は
恥ずかしくて
顔を真っ赤にして
上がってきました。

それを
先輩は
笑っていました。

そして
由美子が
先輩の横を
すごすごと
通ろうとしたときに
その先輩が
小声で
「真剣にやってもらわないと
遊びなら
やめてほしい」と
言ったのです。

高校生の由美子は
ショックでした。

相当覚悟して
水泳部に入って
水着に着替えて
出てきたのに
そんないわれかたを
されて
ショックでした。

更衣室で
涙が
出ました。

その日以来
人を好きになることを
やめました。

そんなに
ステキな人が
現れても
見ないことにしました。

職場も
女性と
中年の男性ばかりで
由美子は
良かったと思いました。