ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ブログ小説「大切な彼女は突然に」その21

少し早かったので
真ん中の
中程の席に座りました。

既に座っているカップルが
ポップコーンを
ふたりで
すこしずつ
食べていました。

映画館の中は
暖かいので
由美子は
上の
セーターを
脱ごうかと
思ったのですが
中が
試験日と
同じ服装なので
どうしようかと
悩みました。

でも
だいぶ前のことなので
覚えていないだろうと
思って
上着を脱ぎました。

上羽を見たら
じっと見ていて
目と目が合ってしまいました。

上羽:
良い服ですね

勝負服ですよね

(何をおっしゃる
うさぎさん)

由美子:
勝負服って

上羽:
勝負服というのは
大事な時に着る服ですよね

試験日にも
着ていたでしょう

やっぱり勝負服

(えー

そんな風に
理解するんだ

上羽さんは
ちょっと違うよね

上羽さんは
この映画も
大事だと
思っているんだ。

なんて
バカなの

私の本心を
なぜわからないのだろう)

由美子:
そんなつもりではないのですが

上羽:
隠さないで良いですよ

(何と言うことでしょう
そんな風に理解するのは
どういう事なのか
わからなくなってしまった

ここはズバッと
聞いてみよう)

由美子:
上羽さんは
私のことを
どんな風に思っているんですか

(聞いてやったわ
さあどうする
上羽)