ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ブログ小説「妖精の休日」その9

畑に
時間を費やしたとしても
夜になると
何もすることもできません。

今なら
テレビでも
見るのですが
当時は
ありません。

いや
始まったばかりで
テレビを持っている人など
いなかったのです。

ラジオが主です。

ラジオ番組も
充実してましたから
よく聞いていました。

テレビのように
ズーッと放送していないので
その時間だけ聞いていました。

楽しく
ふたりで
話していました。

ふたりの生活は
神政庁の
経費でまかなわれていますので
この時代でも
優雅に暮らしていたのです。

しかし
湖子の
家ではそんなに楽ではありません。

毎日の生活は
仕事仕事の連続です。

なにしろ
星子と剛の
畑の
何百倍という
農業をしているのですから
大変に決まっています。

弥生は
湖子を
おんぶして
一日中
仕事をしていました。








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