ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ブログ小説「妖精の休日」その12

赤ちゃんはすぐに大きくなり
ハイハイして
立ち上がり
可愛い幼児になりました。

母親の
弥生に
"協力"して
オムツも早く取れ
危ないところには行かず
ジッと
母親の隣に
いるようにしてました。

「来住さんの
子供は
おとなしい
可愛い
賢い」と
村中の評判になっていました。

あまり評判になると
湖子の
企てには
あまり良くないので
ほどほどにしなければ
と考えるようになりました。

親孝行な子供とも
評判でした。

3歳になる前に
なんだかんだと
親の手伝いをしていました。

水を
小さな桶で
少しずつ
運んでいました。

そんな湖子は
水道が来れば
もっと
両親が
楽になると思っていました。

湖子は
妖精の
力を使って
やってみようかと
考えたところ
市役所から
水道敷設のお知らせが
ありました。

家族全員
大喜びでした。

新しい水道が
引き込まれて
出た瞬間
両親は
涙ぐんでいるように見えました。