ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの71歳の老人の日記です

ブログ小説「妖精の休日」その67

和己は
ジッと聞いていました。

表情を変えませんでした。

最後まで聞いて
すぐに
和己は
平常心を装っていました。

湖子には
それがわかりましたが
知らない振りをしていました。

和己:
お母さんは
元気なんですか

湖子:
お母さんは大変元気だそうです。

毎日
スーパーのレジを
打っているそうです。

和己:
よかった

私にも
お母さんがいたんだよね

一度会ってみたいな

湖子:
そう
僕も
会いたいです。

和己:
ところで
どんな風のにして
見付けたの

父の話では
どんなに調べても
わからなかったそうなのに

探偵でも使ったの

湖子:
探偵ではなくて
妖精にお願いしたんだ

和己:
妖精ってなに
なんなの?

湖子:
だから
妖精なんだ

湖子:
わからないけどありがとう