昨日は 当地では 朝方 風もなく 白晴で穏やかにな天気でした。 白晴とは 空が白く晴れている様子で いわゆる「春がすみ」の状態です。 昔より黄砂で白くみえるので そのように 言ったのかも知れません。 私の子供の頃は 当地は 寒村そのもので そんな生活をしていました。 裕福な街の人達が ひな祭りを祝うようになっても ひな人形がない そんな習慣もない 寒村では そんなイベントはありません。 だからといって 何もなかったと言うことではありません。 月遅れの節句の時には 寒村であろうと 豊かな街であろうと 桜は咲きます。 桜の花見の イベントがあるのです。 子供だけが お弁当を作ってもらって 花見に出掛けるというものです。 私も 見渡す限り 田んぼの中を 桜の花を探して あっちこっちに 歩いて行き そこで お弁当を少し食べるという 行事です。 遠くの山は 春がすみがかかり ぼんやり見え 空には ヒバリが あっちこっちで鳴いて 今思えば 風雅そのものです。 あなたは そんな思い出 ありますでしょうか。 ちなみに 新暦では 桜は咲いていませんので こんな行事はできませんね。
お弁当節句 l