ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの71歳の老人の日記です

ブログ小説「妖精の休日」その98

家が新しくなった頃は
平成の大不況といった頃でした。

バブルの処理で
日本中が
不景気になった頃でした。

就職難でした。

和己の父親の会社は
何とかがんばっていました。

弥生の
昔建てた
アパートは
空きが目立ちました。

古いので
人気がないのです。

弥生は
湖子に
良い方法はないかと
尋ねたのですが
湖子は
わかりませんでした。

湖子は
悩んでしまいました。

世間の
大方が困っている時に
みんなを助けるために
何かできることが
ないかと
考えてしまいました。

政治家でもないし
なんの力もない
湖子には
母親の
弥生さえ
助けられないのかと
思いました。

そんな時に
和己は
テレビで
話題になっている
ウインドウズが
夜間高校で
講習会をしていると
教えてくれました。

そこで
パソコンを習うために
夜間高校に行くことになりました。