十詩子: 嘱託になること 許して下さっていたけど 私に気兼ねしていません 本当はいやなのに 悟: 私の本心だけ言えば ズーッと 私の隣にいて欲しいんだけど それは 私のワガママ それに 私は 十詩子が 活躍していることが 嬉しいので 十詩子: 私は どうすればいいでしょうか 悟: だから 嘱託で 十詩子: 本当のこと言わなくてすみません。 嘱託も選択範囲だけど 社外取締役も 言われたいるんです。 悟: 凄いじゃないですか 十詩子: そんなこと ないです。 悟: 辞めたのに 取締なんでしょう 普通はないですよ 十詩子: どうなんでしょう というわけで 本当のことを言って ホッとしました。 社外取締役は 話だけにして 嘱託で 勤めることを 決めました。