ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの71歳の老人の日記です

クロス貼りの理論編

インテリアコーディネーターのクロスの貼り方

クロスの貼り方理論編

クロスを右利きの場合右から貼る理由

図1に示すように右利きの場合は、
地ベラは左手、ナイフは右手で持ちますので、
地ベラがクロスを押さえる時上のクロスと下のクロスは、
より近ずく方向に押さえられます。
また右手でクロスを切る関係上、図2に示すように、
切断面が斜めになります。
斜めに切った後不要なクロスを取り除くと、
図3のようになります。
先に貼ったクロスは、すでに壁面に接着していますので、
後からのクロスを押さえ込むようになります。
図4に示すように押さえ込むとクロスの端部同士は、
押し合い切断面がより近づききれいに仕上がります。

クロスのオープンタイムを設けない理由

クロスの貼り方を述べた書籍等を見ると、
糊を付けてから貼るまでの時間を、オープンタイムと言い通常は、
オープンタイムは、数十分以上取る必要があると記されています。
オープンタイムの必要性とは、クロスに糊を付けると少し伸びます。
これは、紙が濡れるとのびるのと同じです。
伸びた後壁面に貼ると乾いてより縮みクロスがきれいに貼れるというものです。
しかしながら私自身がクロスを貼る時は、
できるだけ糊付け直後に貼ってしまいます。
縮まない方が継ぎ目にとって良いと思うからです。
縮むと継ぎ目の隙間が目立ちます。
この方法の欠点は、貼った直後は、伸びますので、
クロスが重なってしまうことがあります。
そのため私は、貼った後しばらくは、
何度も見回り重なりがあると押さえローラーで直します。

端部を切る時の位置

クロスの端部をどの位置で切断するのが良いと思いますか。
図1に示す場合クロスをどこで切りますか。
壁面に密着してから切れば良いんですが、できない場合もあります。
赤線付近では、短すぎるように見えます。
計算で出すと図2図3となります。
意外と長めですので切りすぎないようにしてください