かまぼこ道路
昔の道は、かまぼこ道路と言われていましたね。
かまぼこのように真ん中が妙に高くて、
端が急傾斜になっているのです。
前にも言いましたが私の家の前は、
私の家の敷地より50cmほど高くなった道になっています。
道は、江戸時代いやもっと前からの幹線道路で
ありまみちー有馬街道ーと呼ばれていました。
昭和の30年代の頃は県道になっていて、付近では、
一番早くアスファルト舗装がされました。
土木的に言えば、
路床がしっかりしていなくかつ当時のアスファルトコンクリート
(アスファルト舗装をする砕石とアスファルトを混ぜたもの。
冷やすと固まる。)
が粗悪でかつ締め堅めが不十分なため当時のアスファルト舗装は、
すぐ穴が空きました。
そのためその上にアスファルト舗装をします。
今でしたら、古いアスファルト舗装をめくるか、
あるいは、削り取ってからアスファルト舗装をするのですが、
手っ取り早くその上にします。
お金を節約するためにも、そうするのだと思います。
そんなこんな理由で、かまぼこ道路になるのです。
こんな道ですので道路の端は、歩けません。
道路の幅は、6m近くありますが、
実際使えるのは、5mぐらいしかありません。
前からバスが来ると注意しなければなりません。
昔って道路行政も貧しかったんですね。
私の家が倹約家であった理由もうなずけますね。