ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

昭和30年頃の我が家の一日  その3

我が家の一日  その3

姉が学校に行って
父と兄が仕事に行きます。
母は、朝ごはんの後片付けと昼ごはんの用意をした後
洗濯をするために近くの川へ行きます。
その川は、大川と呼ばれる「おおゆぐみ(大井組)」水路の
本流です。
家から100mぐらい離れています。
それから、飲み水を200m離れた井戸に汲みに行きます。
我が家の井戸はよい水が出ないので、
村で空き家になっていた井戸まで行くのです。
今考えれば大変なことです。
いろいろな家事を片付けた後農仕事に出かけます。
そのとき母は、私に「本当にえい子やね。」
(えい子は、よい子のこと)
と言います。
「お前がひとりで遊んでくれるから助かるわ」と続けます。
そう言われると忙しい母に無理は言えませんので
家でひとり遊びすることになります。
天気がよいときは、「かど」で遊びます。
「かど」とは、この場合は庭のことです。
また縁側に干してある布団の上でも遊びます。
雨の日はもちろん家の中です。
おもちゃもないし、10時になっても
おやつはありません。
どのような遊びをしたかよく覚えていません。

皆様覚えておられますか。
子供の頃の遊びを
食事のことなんかはよく覚えているのに
記憶が欠落しているのです。