新幹線が我が家の家の上を
通るらしいと言う
うわさが流れました。
当時の国鉄は、
路線が具体的にどこを通るかは、
全く秘密にしていました。
新幹線が通ることに
反対する会ができ
「反対期成同盟」と呼ばれていました。
市会議員の先生が
名を連ねて
重々しい会だったと記憶しています。
さてその会がもっともらしく
実際の通るところを示した
図面を公表しました。
それによると
我が家の上ではなく
我が家より
200メートルくらい離れた
市場のところを通るよう記載されていました。
父母兄は、安堵した様子でした。
しかしこれが
そうではなかったのです。
もっともらしい地図だったのに
なぜそれが虚偽だったのでしょうか。
40年たった今も不思議でなりません。
そんなこんなで
我が家の家を通ることになったのです。
我が家では、大騒ぎです。