昭和30年代初めの頃 さくら荘 その36
軍用犬の犬舎から
100mほど東に行ったところに
同じく木造の住宅が
建っています。
コの字型で南が開いています。
2階建てで
外は板張りです。
この建物は、
大手重電気会社の
三○電気の社宅で
大勢の社員が
住んでいました。
入り口は北側にあって
当時としては珍しい洋館建てだたんですが
立派なつくりだったように思います。
この社宅は、社員さん用で
お給料の高い人用です。
工員さん用の社宅は、
ここから1kmほど離れた
工場のそばにあって
ちょっとみすぼらしいような建物でした。
中まで見たことがないので
わかりませんな
相当立派なものだったかもしれません。
やっぱり当時でも金持ちと
それなりの人には、
差があったのですよね。
当時は、まだ
ウサギ小屋といわれていませんでしたが
いずれも小さいですよね。