ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

トイレの水漏れについて

まとめたものが

トイレの水漏れについて
にありますのでご覧ください。

皆様からのお便りの中に
便所のタンクの水が止まらないと言う故障について
どのように修理すればいいかというお問い合せの
メールが私のマンション管理士何でも相談室にありましたので
このブログでお答え致します。

皆様の中にも困っておられる方が
いらっしゃる方がおられると思いますので
このブログでお答え致します。

御質問の内容は、
「トイレの水がいつまでも流れている」
という物です。

普通のタンクが空くタイプの水洗便所についてお答え致します。
タンクが密閉されているような
特殊な場合は、専門家にお任せ下さい。


写真のような密結式のタンクの場合も
壁の角のところに
3角の形をした壁付きロータンクの場合も
同じです。

高い位置に付いている
ハイシスタンと呼ばれる
ハイタンク方式の場合も
後で述べるボールタップについては、殆ど同じですが
フロートバルブが付いておらずサイホン管全部を
交換するやり方になります。

ここでは、写真のような密結式・壁付きロータンク式
について述べます。


a.どの部分が悪いかのどうかを調べる調査

1.トイレの便器に水が少しずつ流れ続く場合は、
1時間ほど水を流さず放置します。

2.タンクを開けます。
手洗いが付いている場合は、
管が付いていますので
なるべくそっと持ち上げ
隙間から覗いて
どのようになっているかよく観察します。
管がどちらかではずれるようになっていますので
注意深くゆっくりとはずして下さい。
無理やりすると
古い部分が潰れてしまう恐れがありますので
よく注意して下さい。

3.タンクのフタを取ると


写真のように
ボールタップと
フロートバルブが付いた
サイホン管が見えます。

4.水の水位がどのくらいあるかよく調べます。
水位がサイホン管の
オーバーフロー管より高い位置にあり
そこから水が漏れている場合は、
ボールタップが故障しています。
反対に水位はオーバーフロー管より低い場合は、
フロートバルブがわるい場合です。

b.トイレの水漏れの修理



①ボールタップの交換
上記調査で水位がオーバーフロー管より高い場合は、
ボールタップを交換します。

1.ボールタップの取り外し
古いボールタップを取り外すためには、
レンチ・モンキーレンチ・ウオターポンプレンチ等の
ナットを回す道具が必要です。
モンキーレンチが最適だと思います。

タンクまわりを観察して
まず止水栓を止めます。
止水栓の回すところのハンドルが付いていない物の場合は、
マイナスのねじまわしで回します。

それから問題の
ボールタップを
観察します。
ボールタップ本体は、
タンク内部にありますが
取り付けようのナットは、
タンクの外に付いている場合が多いです。
また、ボールタップと止水栓とをつないでいる管を止めている
ユニオンナットも探してみて下さい。

まずユニオンナットを緩め
次にボールタップを固定しているナットを緩めます。

2.ボールタップが外れたら
同じ物を
ホームセンターで買ってきて下さい。
手洗い付きの場合は、
今まで使っていた手洗い用に水を送る管が
繋がる物でなければなりません。
もしない場合は、手洗い用の吐水口を含めて
管を新しい物にしなければなりません。
ボールタップと止水栓を繋いでる
管を止めるところに付いている
パッキンも新しい物に交換する方が良いので
買ってきて下さい。
差し込み型のパッキンが入っている場合は、
必ず交換して下さい。



3.ボールタップの取り付け

新しいボールタップを
説明書をよく読んで取り付けて下さい。
浮き球とボールタップ本体を結ぶ棒の
ナットも締め付けて下さい。
またボールタップと止水栓を繋ぐ
ユニオンナットを締め付ける場合は、
必ずパッキンを入れた後
適正な力で
回して下さい。
ここで言う適正な力とは、
使用するパッキンの種類によって異なります。

水が漏れるかどうかよく確かめながら
締め付けていって下さい。
強く締めすぎると
パッキンの寿命は、著しく低下します。
必要でかつ充分な力で締め付けるのが適切です。
特に管の中にさして使う差し込み型の場合は、
特に注意して下さい。

4.浮き球の調整

適正な水量がタンクに貯まるよう
浮き球を調整します。
オーバーフロー管等に
標準水位と書かれている線があればその線まで
そのような物が見あたらない場合は、
オーバーフロー管の先端より
3cmぐらい下まで水がたまるように
浮き球を調整して下さい。
浮き球とボールタップ本体とを繋ぐ
棒を曲げて行うタイプが多いと思います。

②フロートバルブの交換

オーバーフロー管まで水位が達しないのに
水が漏れる場合は、
フロートバルブを交換して下さい。

他にもありますが代表的物は、
TOTO型とINA型です。

1.取り外し
いずれも注意して観察して
取り外して下さい。
特にINA型の場合は、
どのようにとりついているか
よく覚えておいてください。
オーバーフロー管が古くなっていると
折れてしまうことがありますので
絶対にオーバーフロー管に余分な力を
掛けないようにして下さい。

レバーの方の鎖もはずすと取り除けます。
大抵は、古くなっていますので
カーボンが手に付きますので
手について困る方は、
手袋をして下さい。
なかなか取れません。

2.取り付け

新しいフロートバルブを取り付けます。
何度も言いますがオーバーフロー管には、
力を掛けないように
注意して取り付けて下さい。

バーハンドル
鎖を取り付けます。
ほんの少し余裕がある長さで
取り付けてください。

取付後
バーハンドル側の
鎖が外れる場合がありますので
ペンチ等で
引っかけ金具の先を曲げて
外れないようにすると事故は少なくなります。

3.オーバーフロー管を損傷した場合

この場合は、サイホン管全体を交換する必要があります。
角付きロータンクと密結式タンクで大きく異なりますが
交換の作業は、少し時間を要します。
今回は、説明を省略します。





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