課長が来て 話が中断してしまった 十詩子と敬子の話ですが その続きは お昼の時間に続きます。 お昼休み ふたりはいつものように お弁当を 食べながら 話を続けます。 十詩子: 朝の話の続きですけど 大学ってどうなんですか。 敬子: 私も高校出て すぐこの会社に就職したから 大学のことはわからないわ でも大学に行った友達から聞いた話では 大学生は あまり勉強しないらしいよ 十詩子: そうなの 大学って勉強するところじゃないの 悟さんも あまり勉強してないの 敬子: それはわからないわ 専門学校に来るくらいだから 勉強しているんじゃないの 十詩子: そうかも知れないませんね ところで私の部屋のことだけど どうすればいいでしょうか 敬子: まだ言っているの そうね 格好いい かわいいお部屋は良いよね 別に悟さんが来なくても かわいいお部屋にするのは良いよね。 十詩子: 手伝って 敬子さん手伝って下さい。 ふたりはその日会社を定時に退社して 近くの家具屋さんに行くことになりました。