ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ロフトで勉強しましょ 32話

十詩子は
まず敬子にその話をしました。

敬子は
「良かったね。
そんなに勉強したいんだね。
私なんかは
勉強はもう良いわと思うだけど
十詩子は本当に賢いよね」と言いながら
十詩子が
大学に行けることが
そんなに嬉しいことが
理解できませんでした。

それから
部屋に帰る途中の
公衆電話で
豊岡の実家に電話をしました。

もちろん大学に行っても良いか聞くためでした。
十詩子の母親が電話に出て
夜間大学のことを言うと
母親は賛成してくれました。
「仕送りはもう良いから」と母親は言ってくれました。
十詩子は
「すこし少なくなるけど送る」と
話しました。
母親は
嬉しそうな十詩子の声を聞けて
嬉しいと思いました。

十詩子は
部屋に帰って
大学に行くには
お金がいるんだと思いました。
それで預金通帳を見ました。

十詩子のお給料は
2万円弱の額です
お部屋の家賃は4,500円で
水道光熱費が3,000円
残り食費を使うと
殆どお金が残りません。
その中から
仕送りをしていましたから
全然貯金が出来ませんでした。
貯蓄は
小学生の時から
お小遣いや
お正月のお年玉をすこしずつ貯めたお金で
5万円ほどしかありません。

十詩子は
これでは
どうしようもないと思いました。

お金の問題が
わかったのです。