ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

昭和30年頃の お正月 その5

冬場のお布団は
弟も手伝って
こんな風に敷きます。

この家は
床の間と仏間のある
8畳の部屋があります。

8畳の真ん中に
素焼きのこたつを置いて
周りに
四つお布団を敷きます。
十字のように敷き込むのです。

こたつひとつで
4人が暖かくなるのです。

父親母親姉と弟が
十字の形で寝ます。

こたつというのは
素焼きで
30cm四方くらいの大きさで
その中に
灰で囲った
火の付いた炭が入ります。

お布団に静かに入らないと
灰が風で舞って
お布団の中が
灰だらけになってしまします。

親に怒られるので
ソーと入ります。

ソーと入ると
中がほんのり暖かいので
この暖かさが
気持ちよいけど
上がってくる
臭いが
少し臭かったです。

すぐに眠りについた弟は
いつものように
午前三時頃
おしっこがしたくなります。

でも
便所は
外です。
入り口までいくのも怖いのに
そこを出て
10mも歩かなければなりません。

我慢していました。
そして
ソーと寝返りを打って
誰か
起きないか
ズー止まっていたのです。

時計が
四っつ鳴って
四時になっても
誰も起きません。
四時半の
ひとつが鳴って
やっと母親が起きたので
弟は救われました。

そんな風に長い冬の夜は
明けました。