ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの71歳の老人の日記です

妖精のその後 その11

翌日
早くふたりとも
目が覚めました。

星子は
手際よく
朝ご飯と
お弁当の用意をしました。

星子は
ピクニックに行く様な気分でした。

剛の方は
少しして起きて来ました。

いつもより
少しは気分が良さそうに見えたので
星子は
病気のことは聞かずに
話し始めました。

星子:
おはようございます。

剛:
おはようございます。

星子:
今日は
パンを焼いたの
何を付けて食べる?


剛:
いい香りだね

ピクニックに行くときなんか
よくパンをもっていったよな。

星子:
またピクニックに行くときにも
焼きましょうね。

今日のパンは
クルミ入りだよ

剛:
香ばしくて美味しいだろうね

そんな話をしながら
いつもよりゆっくり
食べて
身支度をして
出かけました。

途中歩かなければならないところは
剛は
少し大変みたいだってけど
なんとか
名古屋の病院に着きました。

受付を済まして
待合室で待っていると
剛の
番号が
ディスプレイに出たので
診察室に入りました。