ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ブログ小説「笑顔のアイコンタクトに魅せられて」その6

登は
大方のことは
懐疑的です。

何でも疑ってかかります。

先生が
「蟻はのすべては
勤勉な蟻ですか」と
クラスのみんなに尋ねたことがあります。

蟻とキリギリスの話にもあるように
蟻は勤勉と決まっています。

みんなが
勤勉の方に
手を挙げるのは
当然です。

しかし登は
違いました。

先生が
勤勉とわかっている蟻を
勤勉かどうか
尋ねるのだから
きっと
勤勉でない蟻も
いるのだろうと
類推したのです。

ひとりだけ
勤勉でない方に
手を挙げた
登に
その理由を
尋ねました。

登は
「先生が
当たり前のことを
聞くのだから
答えは
きっと逆だろうと
思います」と
答えたかったのですが
前に
この様に
答えて
怒られたことを思い出し
「何となくです」と
答えました。

先生は
「蟻の中には
ずるをしている
蟻もいることが
観察されているそうです。」と
答えを言いました。

こんな風に
登は思考します。

勉強も
殆どこのやり方と同じです。

試験は
山を掛けます。

先生のクセを見抜くのです。

先生が試験を出す所を
何となく
登にはわかるのです。