ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ブログ小説「笑顔のアイコンタクトに魅せられて」その28

その28は
前半の最大の山場です。

先生の忠告を
よく聞いて下さい。










薫子は
美奈子さんの
音楽会での言葉や
卒業式での
振る舞いが
気になっていました。

もうすぐ就職で
就職すれば
時間的余裕がないので
しばらくの春休みの間に
小学校の先生に
相談することにしました。

先生に
美奈子さんのことを
詳しく話しました。

先生は
「太陽の日差しが
強い時
顔をしかめるように
人は
輝くものに
目をしかめるものです。

そんな習慣があるものだから
輝く人にも
顔をしかめます。

でも
太陽が
人間には
必要なように
輝く人も
必要とされます。

きっと
あなたの
真価を
美奈子さんにも
わかってもらえると思います。」
と答えました。

薫子は
そんなものかと
思いました。

先生に
「私の
笑顔のアイコンタクトは
美奈子さんには
伝わらないんですか」と尋ねました。

先生は
「薫子さんは
暗いところで
明るいものを見る時と
明るいところで
同じくらいの明るいものを見る時は
どちらが
目をしかめますか」
と
反対に聞いてきました。

薫子は
「それは
暗いところです。

明暗の差が
大きい程
目をしかめると
思います。」
と答えると
先生は
「そうですよね。

暗いところでは
瞳孔が開いて
明るさを
強く感じますよね。

それと同じように
暗い気持ちになっている人は
薫子さんの笑顔は
まぶしすぎるのです。

反対に
明るい気持ちの人は
薫子さんの
笑顔を見ると
気持ちも高揚して
楽しくなるのです。

相手の気持ちを
知って
笑顔の程度を
決めることが
肝心です。

薫子さんは
もうすぐ
社会の大海に
こぎ出すのですから
相手の気持ちが
どの程度か
すぐに判断して
的確な
笑顔のアイコンタクトが
できることが必要です。

薫子さんなら
きっとできると思います。

薫子さんも
わかっているんじゃないですか」
と
忠告してくれました。