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ロフト大好きの71歳の老人の日記です

ブログ小説「後半戦はこんな作戦で」読書感想文編その3

今週のお題「読書感想文」

純一が
読書感想文に書いた
ブログ小説なるものを
読んでみることにしました。

asukarukun.hatenablog.com(何度もすみません。
自分のブログを宣伝して申し訳ございません。)

最初読み始めて
ありぐちな
純愛小説と思っていましたが
読み進めると
拙文は気になりますが
小説というよりは
人生訓のようなものだと
思いました。

何分長文だったし
読みずらい乱文なので
読み終わるまでは時間がかかりました。

一応小説で
物語ですので
筋書きがあるのですが
筋書きは置いておいて
このブログ小説は
ある意味教訓的です。

主人公の薫子の小学生の時の先生が、
辛らつ(しんらつ;手きびしい批評)ではなく
的確で温かい言葉で
薫子を導くのです。

その言葉を
少し抜き書きすると

「笑顔はすべての悲しみを幸せに変える奇跡を起こすこともある。」

「太陽の日差しが強い時顔をしかめるように人は輝くものに目をしかめるものです。

そんな習慣があるものだから輝く人にも顔をしかめます。

でも太陽が人間には必要なように輝く人も必要とされます。」

「暗いところでは瞳孔が開いて明るさを強く感じますよね。

それと同じように暗い気持ちになっている人は薫子さんの笑顔はまぶしすぎるのです。

反対に明るい気持ちの人は薫子さんの笑顔を見ると気持ちも高揚して楽しくなるのです。

相手の気持ちを知って笑顔の程度を決めることが肝心です。」

などです。

物語の筋書きは
「田舎生まれの主人公の薫子が
ふとしたことから
笑顔のアイコンタクトを知って
実践します。
小学校の先生も
応援もあって
薫子は
笑顔のアイコンタクトの
極意を会得します。

その笑顔に魅せられた
陽一と幸せな結婚生活を送ります。

子供もできて幸せの絶頂期に
東日本大震災
陽一はかえらぬ人になります。

もうひとりの主人公の登は
薫子は子供のために
スーパーマーケットで働いていた時
たまたま会って
笑顔のとりこになってしまいます。

あの手この手で
薫子に近づき
ついに
、、、、、、、、、、、」

という物語です。
この
わりと長文の
ブログ小説にたいする
純一の読書感想文は
「まずあらすじを書いてから
人にとって
一番大事なのは
いかに人間とつきあうかです。

その手法のひとつが
笑顔だと
作品から引用しながら
述べているのです。

そして結論に
笑顔が最高だった
クラスメートに
上手く反応できなかったことを
悔やんで」終わります。

純一は
読書感想文のクラスメートは
理子だと
話していました。

文字だけ読むと
すごい能力を持っている
薫子と
私が
同じだと
純一は思っているようです。

それって
「重荷」だとも思いますが
勇気づけられるとも
思いました。

明日
純一に会ってみようと
思いました。