登:そうですよね。 私の姉夫婦は 子供が 病気の時は つきっきりですもの いつも心配どうです。 薫子: スーパーマーケットを 休めないし 困ります。 登: 姉夫婦なら どちらかが 休んでいるけど ひとりなら 大変ですよね。 やはり ふたりで育てないと 薫子: 、、、、 登: 差し出がましくすみません。 薫子: それはそうなんですけど 父親は 知っての通り いないんです。 登: すみません。 、、、 言いにくいんですけど 差し出がましくすまないんですけど 、、、、、 、、、 登は 薫子を見ながら 固まっていました。 いつも 陽気に振る舞っている 登とは違うと 思いました。 薫子: 登さんどうされたんですか。 登: この場所で 言ってもいいですか。 薫子: 何をですか 登: 薫子さん 付き合って下さい。 薫子: えっ ふたりの間に 沈黙の時間が流れます。 夏子ちゃんの 寝息だけが 聞こえるだけです。 意を決して 言った事を 登は 後悔しました