ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの71歳の老人の日記です

ブログ小説「笑顔のアイコンタクトに魅せられて」その194

登:そうですよね。

私の姉夫婦は
子供が
病気の時は
つきっきりですもの

いつも心配どうです。

薫子:
スーパーマーケットを
休めないし
困ります。

登:
姉夫婦なら
どちらかが
休んでいるけど

ひとりなら
大変ですよね。

やはり
ふたりで育てないと

薫子:
、、、、


登:
差し出がましくすみません。

薫子:
それはそうなんですけど

父親は
知っての通り
いないんです。

登:
すみません。
、、、
言いにくいんですけど
差し出がましくすまないんですけど
、、、、、

、、、

登は
薫子を見ながら
固まっていました。

いつも
陽気に振る舞っている
登とは違うと
思いました。


薫子:
登さんどうされたんですか。


登:
この場所で
言ってもいいですか。

薫子:
何をですか

登:
薫子さん
付き合って下さい。

薫子:
えっ

ふたりの間に
沈黙の時間が流れます。

夏子ちゃんの
寝息だけが
聞こえるだけです。

意を決して
言った事を
登は
後悔しました