ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの71歳の老人の日記です

少し前までの家の制度

戦後まもない頃までの
家の制度は
今で言えば
極めて封建的です。

江戸時代の
家長制度を
そのまま受け継いでいました。

江戸時代は
極めて固定的な世の中です。

農家は
農家を継ぐことになります。

農家が
受け継ぐ
田畑の量は
増えるわけもなく
家の数は
限られています。

それとは
反対に
当時の
農業は
人海戦術です。

機械など皆無の時代です
農業に従事する人間は
多いに越したことはありません。

即ち
新たな家を作ることには
大変な困難があって
家の中の家族の人数は多い方が良いのです。

生産手段がない
家を
離れては
生活は不可能です。

家にしがみつきます。

家の
家長は
絶対的権利を持ちます。

殿様と家来と同じ関係です。

江戸時代の
制度が
そのまま
明治大正昭和の初めまで続くのです。

容易に
仕事が
見つかるようになると
家長制度は
崩壊に繋がっていきます。