ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

長編小説「昭和」その38

今津には
福應神社・上野神社があって
ふたつの神社の
だんじりが
ぶつかり合うのが
まつりの
最高潮です。

平素
働いてばかりの
日々ですが
この日は
朝の間の仕事だけです。

朝食後は
神社に集まってまつりが始まりです。

戸主は
羽織を着て
前を歩くことになっています。

亀太郎は
担ぎ手になります。

まだまだ
背が低いので
ぶら下がるようなものですが
まつりに参加していました。


叔父さんは
担ぎ手の中心で
頑張っていました。

叔母さんや
お祖母さんは
地主さんの家の
台所で
村中の人の
昼ご飯と
夜ご飯の用意です。

三拍子の
太鼓が鳴り始めると
だんじりが
動き始めます。

村の道は
細いし
だんじりは
重いし
右に揺れ
左に揺れながら
村中の道を
何回も
巡るのです。

ふたつのだんじりが
会った時に
だんじりあわせが
行われます。

その時々で
違いますが
ここぞとばかりに
ぶつかり合わせることもありました。