ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

長編小説「昭和」その87

その年には
薩長軍が
大勢
街道筋を
京都に向かっていました。

大砲を
馬に引かせていました。

兵隊さんは
揃いの
服装で
鉄砲を
持っていました。

刀も
腰に差していて
整然と
隊列を整えて
行進していたそうです。

そのあと
大政奉還があって
代官所の
要員が
変わるのですが
亀太郎には
そんなことは
わかりません。

その日その日を
生きていくだけです。

宮水運びを
せっせ
せっせしていた
そんな毎日を
送っていた
冬の日
村人の中に
「おかげまいり」を
しようとする
ものがでてきました。

おかげ参りとは
伊勢神宮に
参詣することです。

神社への
お参りですので
旅行ではありませんが
神社の
参詣を
口実に
旅行するのが
本音であったのかも知れません。

亀太郎が
生まれた頃は
同じ村からも
大勢の参詣者が
あったそうです。