ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの71歳の老人の日記です

日本語の愛と英語のLOVEは違う

昨日
真宗の広報誌を見ていましたところ
英語のloveの訳語として
愛を当てているが
全く意味が違うと
指摘していました。

日本語の愛は
愛欲や
愛憎という熟語に代表されるように
本能としての
「愛」だそうで
人類愛とか
隣人愛とかいうような
誰彼なしに
人間を
愛するという意味は
持たないらしいのです。

仏教では
本能ではない愛は
慈悲と言う言葉が
適切だと
力説していました。

慈悲とは
1 《「慈」は、梵maitrī「悲」は、梵karuṇāの訳》仏語。仏・菩薩 (ぼさつ) が人々をあわれみ、楽しみを与え、苦しみを取り除くこと。
2 いつくしみ、あわれむこと。なさけ。

だそうです。

何となく
愛という言葉に違和感を
感じていたのですが
少しだけ分かったような気がします。

夫婦愛とか言いますが
結婚した時の愛情と
三十数年経った今その感情は
愛情と言うより
なんか深いものが
できたているように思うのです。

妻帯者のあなたなら
わかると思いますが
違いますよね。

まだまだ
慈悲の域には
達しませんが
そのように思います。