ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの71歳の老人の日記です

コインシデンス効果の模式図

コインシンデス効果とは
防音材が
質量則より
遮音性が劣る高音側の現象です。


ちなみに低音側は
共鳴透過と言います。


コインシンデス効果は
防音材が
さざ波のように
材が揺れます。


実際揺れるのを
見た人はいないと思いますが
揺れていたみたいです。

音はご存じのように
縦波です。

風のように
防音材に当たると
防音材が
さざ波のように
波立つのです。

実際には経験できませんが
例えば
熱いお茶を
フーフーしたときに
お茶の水面が
波立つのと同じです。

あんな現象が
防音材に起きます。

水面を進む波は
水深と関係があって
理論上は
水深が同じ場合は
同じ早さです。

お茶の水面と同じく
材に起こる揺れは
材固有の振動数を持っています。

硬いもの厚いもの程
振動数は
小さくなります。

材が揺れると言うことは
音が通じやすくなると言うことです。

音の周波数と
入射角が合うと
あたかも
音が通過したようになります。

その効果を
コインシンデス効果と呼びます。

普通の材では
1000Hzから2000Hzくらいで
コインシンデス効果が起きます。

防音材の
高音側の漏れは重大です。

これを防ぐためには
材の剛性を高め
厚みのあるものを
使う必要があります。

また
コインシンデス効果の周波数が違う材を
複数使うのが
肝要です。