ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの71歳の老人の日記です

板の遮音性能は理論値よりなぜ小さい

板の遮音性能については
質量則と言う法則があります。

音のエネルギーである
空気の圧縮波が
板に当たった時
板は押されて
揺れます。

その揺れの大きさは
ニュートン運動方程式
F=ma
で表されます。

音のエネルギーが当たった時では
Fは音のエネルギー
mは板の重量
aは板が揺れる時の加速度です。

音のエネルギーは
波状的に押したり引いたりしますので
板も
行ったり戻ったりします。

周波数が高いと
行ったり戻ったりが
頻繁に行われますので
Fの持続時間は短く
aは
大きな値になりません。

即ち
板が揺れることが
音が通過したことですので
式より次のことがわかります。


m板の質量が大きい程遮音性能高い
周波数が高いとFが小さくなって結果としてaが小さくなって
遮音性能が高い

と言うことがわかります。


以上が
質量則の説明です。

しかしながら
上図でわかるように
すべての値で
理論値より低くなっています。

なぜなんでしょうか。
わかりません。

途中で
低くなっているのは
コインシンデス効果とよばれています。
これは
板の固有振動のために
共鳴して遮音性能が劣るのです。

でも
他はなぜなんでしょうか。




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